『世界の終わりと夜明け前』
浅野いにおはあと積読してる『ひかりのまち』読んだら卒業かな~。
面白いんだけど、歴史がない気がする……。特に絵がそうだと思うけど、あまりに同時代的すぎて軽い。もちろん軽いからダメってことでは全然なくて、その軽さを受け入れて描ききってる浅野いにおは凄いとは思うけど……俺はちょっともういいかな。
『同じ月を見ている』
はあ、いい漫画だった。ドンちゃんの超個体的な抽象性といろいろなところに偏在しているかもしれないという具体性と、この二重性をもった存在形式が、とても不思議だ。間違いなく一般的な人間ではないのに、人格がある。神か仏か。
『スワロウテイル』
いかにもステレオタイプ的な描写・設定だけど、それがあまりに過剰に織り込まれていて、そのフィクション性がかえって飽きさせなかった。イェンタウンでの食事のシーンがあれば、なおよかったと思う。
『虹の女神』
面白かった。とくに台詞がよかった。
虹の女神って上野樹里のことを指すのかなあ。レビューちょっと漁ってみたらそんな意見が多いみたいだけど、蒼井優のような気がする。あの台詞、行動は神懸りだよなあ。
しかし相田翔子かわいいぜ。プロットからかなり浮いてるエピソードだった
けど、それなのに妙に自然だったのが不思議だ。
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